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【公務員からの転職】成功する人・しない人の違いは「自己分析の差」

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公務員からの転職で成功する人・しない人の違いは「自己分析の差」

転職活動ってなんだか難しそうだよなぁ…
いい会社に入りたいけど、失敗したくないし、ブラック企業もイヤ、給料も下げたくないし…なんか自信も無くなってきた…
僕なんかがうまくいくのかな…?

(元)公務員ハリネズミ

転職活動を成功させる、い~い方法があるよ!
それは「自己分析を極めること」さ!

え?
自己分析って、面接のネタ作りにやるものでしょ?
それより良さげな求人見つけようよ~

(元)公務員ハリネズミ

そう考える人は多いんだけど…
自己分析を極めれば、こんなメリットがあるんだ
①良い職場に出会える
②面接の難易度が下がる
③採用&給料UPされやすくなる

今回のテーマは「成功する人・しない人の違いは『自己分析の差』」

転職するにあたり、非常に多くの方が「何を頑張ればいいか分からない…」「良い職場に出会えない…」と感じています。
かつての私もその一人でした。

かつての私
  • とりあえず好条件の求人を探そうとして時間ばかりが過ぎてゆく…。
  • 自己PRや面接対策に書くことがなくて、とってつけたような内容に。
  • ようやく面接できても、自己PRが冴えなくて不採用…。

私は「このままじゃダメだ」と考え、10冊以上の転職本や転職に成功した友人から学びました。
その中で気づいたことが「転職活動のすべての段階に自己分析の質が影響している」でした。
そこで自己分析をやり直し、結果として求人探しや面接がうまくいくようになり、給料を落とさずに自分の望む働き方ができる企業に転職できました。

私は転職活動でたくさん失敗してしまいましたが、同じように転職に悩むブラック公務員の助けになれば幸いです。

また「自己分析の良いやり方が分からない」という方のために、具体的な方法も説明していきます。

ブログ著者

(元)公務員ハリネズミ

アパレル→IT企業→厚生労働省労働局→市役所職員業務改善コンサルタント

  • 誰でもできて、即効性があって、スキルも上がる時短術
  • 時短では逃れられない人材不足・異動ガチャ・カスハラから逃れるための転職活動のコツ

を発信中!

目次

転職活動は「自分」の営業!

当たり前ですが、採用する側は「仕事でたくさん成果を出してくれる人を雇いたい」と考えています。

であれば転職者側は、採用する側に対して「自分ならこんなに成果を出せますよ」と説明する必要があり、いわば転職は「自分」という商品の営業でもあります。

営業なんてできない!と思った方、安心してください。日本人のほとんどは、営業経験者を除き、だいたい営業が苦手です。
ちなみに学生の就職活動は、営業はあまり求められません。学生が自分の特性・能力を営業しても、社会に出たことが無く、それが通用する説得力がないため、「面接対策ができてる」とか「好印象」とか学歴とか、表面上でしか評価できないためです。よって初めて転職する方にとっては、初めての自分を営業する機会になるわけです。

では、なぜ自己分析が「自分」の営業を成功させるのでしょうか?

自己分析が「自分」の営業を成功に導く、3つの理由

自己分析を極めるほど、転職活動(=「自分」という商品の営業)の成功確率が高まります。
理由はこの3つ。

  • 良い職場に出会える【最重要】
  • 面接の難易度が下がる
  • 採用&給料UPされやすい

詳しく説明していきます。

①良い職場に出会える【最重要】

そもそも会社の選び方で最も重要視すべきことは「自分の強みを活かせること」です。
給与や福利厚生、業界などよりも、です。

見過ごされがちですが、強みを活かせないことは、不幸・長続きしない、大きな要因になりえます。

今の役所は、「強メンタル」「図太さ」を持った人が重宝されており、そういった方々はのびのびと働けています。
一方で丁寧・綿密な仕事をするけど、図太さを持たない方々は、その素晴らしい能力を活かせず、不安を抱えて働き続けているのを多く見かけます。
安定の公務員と言いますが、給料と福利厚生だけでは真に安定的とは言えません。

たとえ話として「自分」という商品を、料理道具に置き換えて考えてみましょう。
あなたの強みが「よく切れる」なら、あなたは包丁として雇われる必要があります。

好条件で皿が求められているからといって、「平たいですよ~」とうまく入社できても、包丁の居心地が悪いのは目に見えています。
また包丁の背で皮を剥けるからと、皮むき器が求められているところに行ってしまっても、得意でない皮むきばかりになり、結局皆の足をひっぱってしまいます。

ですから自らの居心地を確保して、安定的に働くためにも、強みを活かせることが最重要なのです。

転職は強みを活かせる企業を選ぶことが最も重要

強みが活かせる具体的なメリットも紹介しておきます。

  • 自己肯定感が上がる。ストレスが減る。
  • 同じ能力を持つ人同士で高めあえる。
  • 周りを助けられる人は、社内に居場所ができやすい。

「強みを活かすなんて当たり前だろう」と思うかもしれませんが、強みのミスマッチはいくらでもあります。
実際、今の公務員で強みを活かせている人はどれほどいるでしょう。

せっかくブラック公務員を抜けられても、また強みが活かせないようでは意味がないでしょう。

自己分析を行い、自分が「包丁」なのか「皮むき器」なのか「皿」なのかを知り、強みが活かせる会社を選びましょう。

②面接の難易度が下がる

あなたが営業するしたら、どちらが売りやすいですか?

  • 良い商品
  • イマイチな商品

当然①良い商品ですね。
良い商品は、その商品の「強み」をそのまま表現するだけだからです。
イマイチな商品を売るには、話術でうまく騙す必要があります。
そのような話術を持たない人は、しどろもどろの面接になり、結局いくらやっても採用されない、ということが起こります。

面接や職務経歴書を取り繕うための自己分析では、前述のとおり良い職場を逃してしまいますし、かえって面接の難易度が上がります。
そのために真に自分の強みを明らかにする自己分析である必要があるのです。

③採用&給料UPされやすい

次に、あなたが「良い包丁」を営業するしたら、どちらに売りやすいですか?

  • 料理人
  • 一般人

これも①料理人ですね。
「良い包丁」は、価値が分かる人に、適切な価格で買ってもらいやすいです。
一方、誰とも知らない一般人に包丁を買ってもらうには、価値観を塗り替える話術や安売りが必要です。

また入社後も価値が理解されているから大事にされやすい、というメリットもあります。
一般人に良い包丁を渡しても、あまり手入れしてくれず放置された…なんてありそうな話です。

ですから自らの強みを求めている人を訪ねるだけで、採用されやすく、好待遇になりやすい、と言えます。

自己分析を極める方法

では実際に自己分析を成功させるためには、どうすればいいでしょう?
私がオススメする、実際に成功した自己分析の方法を紹介します。

  • 機械的に強みを洗い出す
  • 「具象化する」強みを表す実体験を洗い出す
  • 思い当たらない強みは、思い浮かべながら仕事してみる
  • 強みだけど、楽しくないものは無視してOK
  • STEP2~4を繰り返し、自己分析を極めていく
  • 【さらに】強みを使った実績作りをしてみる

各STEPをくわしく説明していきます。

STEP
機械的に強みを洗い出す

謙虚がちな日本人には、自分の強みを自覚している人は多くありません。
最初は、先入観を排除して、機械的・客観的・網羅的に強みを知ると良いでしょう。
おすすめは転職サイト「リクナビNEXT」のグッドポイント診断を利用する方法です。

グッドポイント診断

無料・転職を前提とした診断・最大手サイトなので登録しておくと後々役に立つ・診断結果を転職活動に利用できる、というメリットがあります。
診断するための質問が300近くもあることが難点ですが、30分程度あればできます。むしろ、そのくらい質問がなければ、正確な強みの診断は難しいかもしれません。

STEP
強みを表す実体験を洗い出す

診断された強みに合致する実体験を、洗い出してみましょう。

たとえば

掘り下げて考える強み「慎重性」なら

先進自治体の施策をマネしたいというトップダウンがあったが、実は施策による負担が大きく、コストパフォーマンスが悪い可能性を感じていた。
そこで、データ収集と自治体への視察を行い、問題点・原因をまとめ、分かりやすく論理的に説明したことで指示は取り下げられた。

この作業には、3つのメリットがあります。

  • 「能力が向上する」…自分に対する説得力が増し、強みに対して自覚的になる。すると、より強みを活かそうと日々ふるまうようになり、強みがより研ぎ澄まされる。
  • 「面接がうまくいく」…他人にも説得力が増す。特に面接では、根拠とともに強みを説明する必要があるので、そのネタ作りにもなる。
  • 「自己肯定感が増す」…人格面でも面接で有利になる。
STEP
思い当たらない強みは、思い浮かべながら仕事してみる

機械的に出した強みの中には「そんな強みは無い」というものが数個あったと思います。
「診断誤りかな?」そう考える前に、仕事を通じて、強みの根拠を探してみてください。

思い当たらない強みに対して自覚的になるには、仕事からヒントを得ましょう。
具体的には「なんでこんなことで困ってるんだろう?」に答えが埋まっているケースがよく見られます。
強みの中には「他人が嫌と思ってるけど、自分は嫌じゃない」という相対的な強みもあり、そういったものこそ無自覚に陥りがちです。

強みに無自覚な方は非常に多くいます。
実際「強みは何ですか?」と聞いても、多くの公務員が「自分にはそんなものはない」と答えます。
周りから見ても、明らかな強みがあるにも関わらず…。

STEP
強みだけど、楽しくないものは無視してOK

「できるけど楽しくない」というものは存在します。
たとえばクレーム対応。テクニックは持っているけど、クレームを受けるたびにメンタルが削られる、なんていうものは考えなくてOKです。

STEP
STEP2~3を繰り返し、自己分析を極めていく

STEP2~4を繰り返すほど、自己分析の精度が高まっていきます。
極めれば極めるほど、よりよい転職先に採用されやすくなりますので、転職活動の段階が進んでも、絶やさず行っていきましょう。

また極める中で、次の視点で考えると新しい発想が湧きやすいので、オススメです。

  • 強みのルーツを探る」…幼少期の体験が強みをもたらし、仕事が楽しくなるヒントが眠っていることがあります。
  • 強みをかけ合わせて、できることを考えてみる」…同じ強みを持った人は多くいますが、同じ組み合わせを持つ人は殆どいません。つまり、かけ合わせてできること=あなたにしかできないこと、と言えます。また、自分の強みに詳しくなるほど、使い方がうまくなるメリットもあります。
STEP
【さらに】強みを使った実績作りをしてみる

強みを自覚できると、強みが使いやすくなります。
ですから、ぜひ使いやすくなった強みで実績作りをしてみてください。
実績が活かせたら、そのまま自己PRに使えますし、活かせないことが分かっても転職の理由になります(「公務員では自分の強みを活かせなかった」という理由になる)。

強みの理解度も上がることで、使い方がうまくなります。
使い方がうまくなれば、さらに自己肯定感も増していくことでしょう。

公務員からの転職で成功する人・失敗する人まとめ

転職活動において、成功する人・しない人の違いは「自己分析の差」です。

自己分析の質を上げることで、このような効果が期待できます。

  • 良い職場に出会える【最重要】…「切れる」が強みなら包丁として雇われること
  • 面接の難易度が下がる…売り込みやすいのは「良い商品を、ありのまま売り込むこと」。自己分析は自分を偽るためじゃない。
  • 採用&給料UPされやすい…「良い包丁」は、価値が分かる人に、適切な価格で買ってもらいやすい。
転職は強みを活かせる企業を選ぶことが最も重要

自己分析を成功させるためには、この方法がオススメです。

  • 機械的に強みを洗い出す。オススメはリクナビNEXTのグッドポイント診断
  • 強みを表す実体験を洗い出す。能力UP・面接が楽に・自己肯定感UPのメリット。
  • 思い当たらない強みは、思い浮かべながら仕事してみる。「あの人は、なんでこんなことに困ってる?」がキーワード。
  • 強みだけど、楽しくないものは無視してOK。
  • STEP2~3を繰り返し、自己分析を極めていく。極めるほど成功率がUPするので、最後まで行っていきましょう。
  • 【さらに】強みを使った実績作りをしてみる。自己PRづくりや「公務員では活かせない」の理由づくりに。

もっともっと仕事を楽に!

このブログでは、誰でもできる仕事術・時短テクニックを紹介しています。
ちょっとずつでもハードルを消していけば、気がついたときにはあなたのハードルは同僚に比べて格段に減っていることでしょう。

そして当サイトでは、心無いクレームや異動ガチャ、人手不足など、どうしても消し去れない嫌なハードルを除くために、この浮いた時間で転職活動をすることをオススメしています。
あなたの人生はあなたのものです。自分の人生、生きてみませんか?

この記事を書いた人

IT企業→厚生労働省労働局→市役所職員業務改善アドバイザー
経験を活かして
・誰でもできて、即効性があって、スキルが上がる時短術
・時短では逃れられない人材不足・異動ガチャ・カスハラから逃れるための転職術
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