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公務員を辞めたい理由10選と病む前に読んでほしい3つの防衛策

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こんな方に人気の記事
  • 公務員のあり方に疑問を感じている人
  • 役所の理不尽・非合理を冷静に考え、対策したい人
  • 自分の人生をステップアップさせたい人

今日さ、「業務が効率化できたから、人員が減る」って言われたんだけど……
これ、回覧する人がひとり減っただけじゃない?

(元)公務員ハリネズミ

絶対やっちゃダメなやつ…!
ちなみに、回覧は読むヒマがなくなって、結局だれも読まないんだよね

はぁ~あ…
ここ数年、ずっと「理不尽」とか「辞めたい」って思うことばっかだ…
とはいえ、”民間よりは恵まれてる”って我慢してるんだけど。
もっと自分が強ければなぁ~

(元)公務員ハリネズミ

――もし”その我慢が“異常なレベル”まで来ているとしたらどうかな?
そう思っている人は本当に多いから、みんなが辞めたいと思ってることを知るだけでも、少しだけ気持ちが楽になるよ。
このまま気持ちにフタをしつづければ、仕事を続けるのも危ういかもしれない。
『自分だけじゃない』って思えるし、比べることで自分の本音が見えてくるからね。

今回のテーマは「公務員を辞めたい理由10選」

人員削減、クレーマー、無茶なスケジュール、異動ガチャ、お荷物職員…
公務員は「一生安泰」とよく言われますが、実際はムチャな働き方や理不尽な扱いにより心身を故障するリスクと隣り合わせの状態です。

「民間はもっとツラい、自分が弱いだけかも」
そんなふうに思いながら、理不尽な日々に耐えている人は少なくありません。
もしかするとその気持ちは、“こういうもの”と思い込んでいる我慢が、実は限界を超えているサインかもしれません。

本記事では、公務員が辞めたいと感じる理由を10個にまとめました。
他の人が何に悩んでいるのかを知ることで、「自分だけじゃない」と安心できたり、
比べる中で、自分の本当の気持ちに気づけたりします。

また、取り返しがつかなくなる前に、病む前にできる、3つの防衛策も紹介しています。

  • 仕事術で”余裕の複利”をつくる
  • 得意な仕事ばかりやって、苦手な仕事から逃げる
  • 知識として”転職”を知っておく

心が壊れてしまう前に。
「自分はどうしたいのか」を考えるための、ひとつの整理材料としてお役立てください。

また、辞める決断をしても、転職できるか不安な方もいるでしょう。
そんな不安を整理した記事もあるので、気になる方はこちらもご覧ください。

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(元)公務員ハリネズミ

公務員歴10年以上(係長で転職)
IT・アパレル企業勤務経験
現在は公務員事務改善アドバイザー
「ブラック公務員の撲滅」をモットーに活動中!

目次

公務員を辞めたい理由10選|みんなが感じているモヤモヤ

「辞めたい、だけど民間はもっとツラい、自分が弱いだけかも」という方、意外と多いです。
もやもやしているときこそ、他の人の声にヒントがあるかもしれません。
よくある辞めたい理由を10個ご紹介します。

人が足りない(仕事は減らない)

背景には、人口減少による働き手不足、高齢化による税収減、
そして民間への転職者の増加や、「ブラックな職場」というイメージが広まったことによる人材難があります。

データもこのとおり。公務員試験の競争率は低下し、病休者は増加しています。

出典 スタディング 地方公務員試験の倍率の推移
出典 一般財団法人安全衛生推進協会 地方公務員健康状況等の現況の概要

近年は”働き方改革”による効率化が進められてきましたが、

  • 効率化したそばから、歳出削減のため人が減らされる。
  • 転職・退職・育休する人が現れても、補充されないことも。

と結果として、人員は補充されず、1人あたりの負担は年々増加。
心も身体もすり減っていく──そんな声が多く聞かれます。

(元)公務員ハリネズミ

“効率化できたから人を減らす”って…
「RPGで強い武器が手に入ったから、宿屋代を浮かすためにパーティを減らします」ってことだよねぇ

「えっ、ボスを倒しにいくんじゃないんですか?!」って話だよね

\ みんなの声 /

残業時間が”青天井”

繁忙期だけでなく、通常業務でも残業が当たり前。
公務員は「職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例施行規則」などで「残業は一か月45時間まで」と表向きは制限されていますが、実質的には”青天井”。
「この仕事量で、どうやって定時に帰るの?」という声も。

そもそも規則がなぜ、役割を果たしていないのでしょうか。

  • 「住民は神様」--住民の要望を満たせなければ”緊急事態”として例外扱いに。
  • 現場無視の、トップダウンの人気取り案件が入ってくる。組織を守ることより、次の選挙のためのパフォーマンスが重視されることも。
  • 現場無視で決めたスケジュールでも、期限は絶対厳守。どれだけ現実的でなくてもリスケはほとんど望めません。
  • ミスは新聞報道に。責任回避のためにチェック体制は増え続け、「誰も読まない確認書類」や「効果が薄いダブル・トリプルチェック」が次々に追加され、残業時間は膨張…。
  • 民間企業は立入検査してくれる労働基準監督所という”外部の目”があるけど、公務員にはそれがない。

このように現状の公務員界隈は、このように理不尽が制度として正当化されており、残業時間はどんどん膨れ上がっています。

\ みんなの声 /

働かないおじさんが得して、優秀になるほどキツくなる

公務員は安定していますが、その恩恵を受けるのは”働かないおじさん”のような人です(もちろん老若男女関係なく)。
特に現代では、公務員の業務が多様化・激化したことで、「優秀な人ほど仕事が増える」構造がより鮮明になっています。

仕事が早くなったり、スキルが上がると「この人は頼れる」と見なされて、デキない人の分の仕事を回されたり、激務の部署に配置されたりすることが増えていきます。

なぜ、公務員の世界で顕著になるのか?
それは、

  • クビにならない「働かないおじさん」のような存在も雇い続けなければならず、その分を他の職員がカバーすることになるから。
  • 賃金が年功序列制であり、給料に優秀さは関係なく、ほとんど勤続年数で決まる。役職を追い越さない限り、賃金は横並び。

だから。

だからこそ、あなたの職場でも「優秀だから楽してる」や「優秀だから羽振りがいい」という人、いないのではないでしょうか。
“優秀であること”が自分を助けるどころか、どんどん負担を増やす理由になる
「頑張るほど損をする」という感覚に、モチベーションが持たなくなるのも無理はありません。

\ みんなの声 /

クレーム・カスハラの標的に|行政叩きと反論できない風潮

住民対応の最前線に立つ公務員は、
理不尽なクレームや、過剰な要求にさらされやすい立場です。

問題の一つは、ニュースや新聞が“行政叩き”を好んで報道する風潮です。
視聴者の関心を集めるため、職員のちょっとしたミスや対応ミスが大げさに取り上げられ、
それを見た住民が「行政は叩くもの」と勘違いしてしまうこともあります。

もう一つの問題は、なぜここまで我慢を強いられるのか?──。
その背景には、現場を守るはずの管理職やトップが、有権者や議員に“弱い”という構造があります。

しかも、「議員案件」と明言されなくても、
クレームが議員や市長に直接届くかもしれないという“空気”が現場を縛っているのです。

たとえば、

  • 「町内会の役員だから、波風立てるな」
  • 「選挙区の○○さんとつながってるから丁重に」

といった配慮が優先され、理不尽でも断りづらい雰囲気が現場を覆っています。

民間なら「お断りします」と言えることでも、
公務員は、どんなに理不尽でもひたすら謝り続けるしかない――。

そんな場面が日常的に存在します。

そしていつのまにか、正論を通すことより、波風を立てないことが最優先になってしまう。
現場の職員が、自分の感情や正しさを押し殺しながら働くのが「当たり前」になってしまっているのです。

「心がすり減る」とはまさにこのことで、
“正しくあろうとする人”ほど深く傷つくのがカスハラの厄介なところです。

\ みんなの声 /

“異動ガチャ・上司ガチャ”が高ストレス

たとえ役所の中で、やりがいを感じる仕事を見つけても、どれだけ良い人間関係が構築しても、
「同じところには長く留まれない」という不安が常につきまとう──それが公務員の働き方です。

しかも、公務員の異動は業務内容がガラリと変わることが多く、
一から知識を積み直す必要があるため、「公務員の異動=ほぼ転職」とも言われるほど。
ハズレの激務部署に異動したり、前任者がまともに引き継ぎしなかったり、時にはパワハラ気味の上司や“働かない同僚”に頼らざるを得ない環境に置かれることもあります。

逆に、自分の職場にそうした“厄介な人材”が異動してくる可能性もあるため、
異動のたびに人間関係の運ゲーが始まるようなものです。

また、すぐ異動してしまうから、改善せずに逃げ切ろうとしてしまう構造も問題もはらんでいます。

\ みんなの声 /

“人気取り案件”にふり回される

“公務員の仕事はつまらない”とよく言われますが、必ずしも全てにあてはまるものではありません。
困っている人を支えたり、暮らしを便利にしたり、無駄を省くことで大事な税金を有効に使ったり――。
民間よりも深く、人の生活に直接貢献できる実感があります。

でも、そのやりがいを壊してしまうのが、
政府や首長、議員の“人気取り案件”に振り回される瞬間です。

たとえば、

  • 実効性よりインパクト重視のバラマキ政策
  • コスト度外視の施設=”ハコモノ”
  • 議員に連れられた地元民への優遇対応
  • 政党方針とズレるからという理由だけで止められる施策

現場がどれだけ頑張っても、最後は“偉い人の都合”で決まる
そんな場面に立ち会うたび、数少ないやりがいも奪われていきます。

\ みんなの声 /

上に行くほど動けなくなる|責任ばかり増える

公務員の世界では、出世しても思ったほど自由や裁量が手に入るわけではありません。
むしろ、上に行くほど“動けなくなる”構造がはっきりしてきます。

管理職は一般的に「経営者と一体的な立場にある役職」なのですが、公務員の管理職が施策を自由に立案・実行できる場面はほとんどありません。

現場の実情はむしろ逆で――

  • 「課長出せ!」という住民クレーム対応
  • 議会・議員・首長の説明・根回し
  • 決裁書類や稟議対応の繰り返し
  • 人手不足、予算不足で、人事や財政部門と現場の板挟み
  • 課内で起きたミスの責任取り

出世すれば、意思決定の自由が得られるどころか、上からの圧力と外からの要求に板挟みにされていく。

実際、課長を務める私の知人はこう話していました。
「係長として小さな業務を自分で進めていたときが、一番自由だった」と。

さらに、管理職になると残業代も出ません。
激務の部署に異動すれば、“裁量もなく、責任と労働時間だけ増える”という地獄のような日々が待っています。

それを見せられては、「上に行きたい」と思えなくなるのも無理はありません。

\みんなの声 /

やらかせば新聞、やりきっても評価変わらず

公務員の仕事は、たくさんの売り上げを目指すような“攻め”の仕事ではありません。
住民サービスを止めずに回し続ける“守り”の仕事であり、
毎日のルーティンワークをいかに正確に、安定してこなすかが求められます。

だからこそ、ギリギリのスケジュールでも、育休取得者がいても、期日までに処理するのは当たり前、
どれだけ仕事が回っていても、評価されることはほとんどありません。

しかし、ひとたびミスが起きれば、それは一気に“事件”扱いになります。
たとえば…

  • 処理漏れ
  • 課税の算定ミス
  • 個人情報の漏えい
  • システムトラブル

こうした事例は、新聞やネットニュースで報道され、失敗が極端に注目されることになります。

世間は「毎年やってるんだから、いつも通りできるはずでしょ?」と思うでしょう。
でも現場では、法改正・人手不足・突然の異動・不十分な引き継ぎ・質の不安定な業者対応など、
毎年何かが変わっており、去年と同じ条件なんてことはほとんどありません。

また、公務員は故意や重大な過失があれば個人に賠償が求められる場合もあります。
たとえば川崎市では、教諭がプールの水を止め忘れた件で、本人と校長に95万円の賠償命令が出された事例もありました。

成果を出しても注目されず、ミスをすれば即処罰。
“守る仕事”であるはずなのに、常に張り詰めた責任感だけがのしかかる構造に、心が擦り減っていくのも無理はありません。

東京新聞デジタル
プール水出しっぱなしミスで「賠償」95万円を全額納付 校長コメント全文「けじめをつける」 川崎市立小:... 川崎市教育委員会は15日、市立小学校でプールの水を出しっ放しにする止水ミスをしたとして、約95万円の賠償を求めていた男性教諭と校長から...

予算・会計のストレス|プレッシャーと隣り合わせ

公務員の予算・会計、”お金まわり”の業務は、とにかく神経を使う細かい手続きの連続です。
たとえば――

  • たった1円払うだけでも書類が必要。高額になれば、根拠資料や説明責任も増える
  • どんなに相性がよくても、好きな業者とは契約できない。結果として、能力や対応に難のある業者と組まざるを得ないことも
  • 入札のミスが、やり直しにつながり、大幅な遅れが。最悪、間に合わなくなる。
  • 補助金・交付金制度は複雑で、ミスすると受給できず、莫大な損害にも。
  • 予算編成では、1年後の支出を“漏れなく”予測しなければならず、足りなければ補正予算の議決が必要

もちろん、税金を適正に使うための制度であることは間違いありません。
でも「そこまで丁寧に?」と思うほどの手間やプレッシャーがつきまとうのも事実です。

\ みんなの声 /

“エアコンが止まる”、”災害対応が過酷”など上げればキリがない

ここまで代表的な9個の理由を紹介しましたが、実は「正直つらい…」という理不尽はまだまだあります。

たとえば――

  • 猛暑でも極寒でも、定時過ぎるとエアコンが止まる
  • 台風や大雪で民間が”出勤控え”でも、むしろ公務員は災害対応。激甚災害となれば泊まり込みも。
  • お金・労力に見合わないサービスでも「続けないとクレームが来るから」と言われてやめられない

公務員という仕事は、こういった 無理が“日常”として定着しているのです。

\ みんなの声 /

病む前に読んでほしい|心をすり減らす前にできる3つの防衛策

「民間はもっと大変かも」「甘えてるだけかも」
「せっかく公務員になったのに、辞めたらもったいない」
「生活や家族があるから辞められない」
――そう思いながら、自分の気持ちにフタをして、頑張り続けていませんか?

しかし、職員が減り、仕事だけが増えていく今の役所は、
ガマンを強いられ、限界が来た人から倒れていく”終わりなきマラソンレース”。
いつ心や体が限界を迎えてもおかしくありません。

だからこそ大切なのは、限界を迎える前に、
「自分を守るための3つの防衛策」を実践しておくことです。

それは、この3つ―

  • 仕事術で”余裕の複利”をつくる
  • 得意な仕事ばかりやることで、苦手な仕事から逃げる
  • 知識として”脱公務員”を知っておく

本当に辞めなくてもできる具体的な”防衛策”をご紹介します。

①仕事術で”余裕の複利”をつくる

ここまで説明してきたとおり、今の公務員の現場は職員に対して、やるべきことが多すぎる状態に陥ってます。
しかし、スキル・性格はすぐには変えられませんが、
便利なツールで仕事に“投資”して、余裕を生み出すことは可能です。

当ブログでは、そんな誰でも・すぐできる仕事術をメインに紹介しています。

余裕を生み出したらどうするのか?
「また別の投資」か「のんびり仕事」をするのです。

たとえば――
デュアルディスプレイを使えば、毎日の作業時間が1時間短縮されると言われています。
その空いた時間で辞書ツールの裏技を学び、一瞬で文書・メールの入力速度を2倍にするテクニックを習得します。
さらに空いた時間でPCスタンドを導入すれば、身体的ストレスが減り、集中力・入力速度が増し…。
こうして“効率化の投資”を重ねれば、どんどん仕事に余裕が産まれていきます。

こうして効率化の積み重ねることで、“余裕の複利”を生み出せます。

あらかじめ余裕を作って、貯めこんでおけば、
万が一、人を減らされても、仕事が増えても、比較的自分を守りやすくなることでしょう。

(元)公務員ハリネズミ

もちろん転職しなくても、ずっと公務員でいつづけることもできるよ!

\ 今日からできる時短テク /

②得意な仕事ばかりやることで、苦手な仕事から逃げる

2つ目の防衛策は、「自分の強み」を把握し、それを活かせる環境を選び取ることです。

向き・不向きというものは、人によって全く異なり、
向いている仕事を選べるかどうかで、日々の成果やストレスの感じ方は大きく変わってきます。
そこで、自分の仕事を得意な仕事で埋め尽くして、苦手な仕事から逃げる、という方法があります。

上司に「この仕事、良ければやらせてください!」や「〇〇の経験が積みたいです!」と言って、仕事を取りに行くのです。
このようなことを言う人も少ないですから、だいたい狙った仕事を独り占めできます。
こうして、得意な仕事を手一杯に抱えれば、苦手な仕事は他の人に回りやすくなるでしょう。

実際、わたしもシステム関係の仕事ばかり手を挙げ、イヤな窓口対応から逃げていました。
そのうち、どこの課に異動してもシステム関係の仕事が回ってくるようになり、最終的にはシステム専門ポジションをめがけて異動させてもらえるようになりました。

ぼくには得意な仕事なんてないよ~

(元)公務員ハリネズミ

大丈夫、君はまだ知らないだけさ!

人には得意・不得意が必ずあります。
子どもの頃、国語・数学・英語・理科・社会のどれも同じ出来だった、という人はほとんどいないはずです。

得意とはいえ、「誰にも負けない」である必要はありません。
「比較的ニガテじゃない」でも充分でも、苦手なことから逃げるには充分です。

たとえば、こんな経験も自分の得意のヒントになります。

  • 長い時間がかかっても苦にならないこと。
    →学ぶのが苦じゃないのは、やっぱり得意な仕事。
  • 「なぜ、あの人はこんなことで苦労しているんだろう?」と感じること。
    →得意=不得意じゃない、というパターンも。

裏を返せば、得意な仕事ばかりすれば、長い就業時間もあっという間に、苦労を感じずに働き続けることができます。
これはブラック公務員と言われる時代でも、何かに脅かされずに安心していられる強力なライフハックです。

そんな経験もないよ!という方も大丈夫。
診断ツールを使って調べてみると良いでしょう。

オススメの一つは「クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)」という世界で一番有名な才能診断です。

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170強の質問に答えると診断結果が出ます。
非常に質問が多く、40分程度かかりますが、それだけ詳細にあなたの才能を分析できると言えます。

上の本についてくるチケットで、ネット上の診断にアクセスできます。
WEBサイトでも直接購入できますが、8,000円弱と割高かつ英語で決済する必要があります。また、中古品はチケットが使用されている可能性がありますので、新品が良いでしょう。)

私の診断結果

「お金を使いたくない!」という方には、転職サイト「リクナビNEXT」で無料でできるグッドポイント診断もオススメです。

質問数は290強、所要時間30分程度です。
こちらも非常に質問数が多いですが、やはりクリフトンストレングス同様、それだけ詳細に性格を分析できると考えられます。

ユニークなイラストですが中身はマジメ

転職サイト上のサービスですが、もちろん転職活動が始まってしまうこともありません。
転職者の8割が利用する最大手サイトなので、非常に豊富な実績をもつ診断です。

私の診断結果

理不尽な異動や、苦手な業務に押しつぶされそうになる前に、
「自分はどんな仕事なら力を発揮できるのか」――
その手がかりを持っておくことが、自分を守ることにもつながります。

③知識として”転職”を知っておく

“公務員でいれば一生安泰”
世間ではそう見られていますが、現代の公務員は、”人手不足”、”増え続ける業務量”、”理不尽”などと隣り合わせ。
心身を壊すリスクが年々高まっており、実際は「一生安泰」からどんどんかけ離れています。

だからこそ「周囲は転職なんて考えていないけど、自分だけはいつでも逃げられる」
そう思えるだけで、いまの境遇の受け止め方がまるで変わります。

小学生がいじめを受けて追い詰められてしまうのは、「学校がすべて」だと思っているからです。
学校以外の居場所や逃げ道を知らなければ、そこを失う=人生終了と感じてしまう。
これは大人も同じです。
「この職場を逃したら人生が詰む」という状態でいると、これから耐え忍び続ける何十年を前に、絶望するしかないのです。

では、この絶望から、どう脱出していけばいいのでしょうか。
難しいことはありません、2ステップでクリアできます。

STEP
まずは自分の強みを知る

②得意な仕事ばかりやって、苦手な仕事から逃げる」の内容がここでも役に立ちます。
「転職できる=いつでも逃げられる感」を得るためには、強みを知ることが必須です。

“自分はどこへ行っても通用する”という自信満々な方は、ほどんどいないと思います。
そのため多くの方は、自分に合わないような求人も見ては「自分には通用しないんじゃないか」と思ってしまうのです。

ですから、最初に「自分の強み」を知っておくことで、「自分ならイザとなれば〇〇の企業に行ける」と格段にメンタルが格段に違ってくるのです。

STEP
強みに合わせた求人を見る

自分の強みが分かったら、次は求人を探してみましょう。
いろいろな転職サイトがありますが、この段階では悩む必要もありません。
お金をかけずに適当な転職サイトで検索すればOKです。

どれか一つ!というならリクナビNEXTがオススメです。
理由は“一番、求人数が多い転職サイトだから”
逃げ道候補は多く見えるほど良いでしょう。

そして、ステップ1で知った、自分の強みに合わせていろいろな求人を探してみる…。
これが”転職という逃げ道を知っておく”という生存戦略です。

もちろん、条件が良く、自分にピッタリな求人にめぐり合えたら、実際に応募してみても良いでしょう。
今、日本の転職市場は”売り手市場”で、チャンスは大いにあります。

内定が出ても、思い直す所があれば内定を辞退すればいいいのです。

また「辞めたいけど…本当に辞めれるの?」という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

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まとめ|「辞めたい」をエネルギーに

公務員の仕事は、「我慢すればなんとかなる」前提でまわっていることが多く、
その中で違和感や限界を感じても、「自分が弱いだけ」と思ってしまいがちです。

でも、本当にそうでしょうか?

「辞めたい」と思ったその気持ちは、
あなた自身が、冷静に今を見つめ、変化を起こそうとしている証拠です。

「辞めたい」は逃げではありません。
それは、自分を守り、次の一歩を選ぶための“エネルギー”にもなります。

今すぐ転職しなくてもいい。
でも、自分に合った働き方を選ぶ準備は、今から始められる。

「辞めたい」をエネルギーに。
あなたの未来を、あなた自身の手で選んでいきましょう。

⚪︎⚪︎のアバター

(元)公務員ハリネズミ

公務員歴10年以上(係長で転職)
IT・アパレル企業勤務経験
現在は公務員事務改善アドバイザー
「ブラック公務員の撲滅」をモットーに活動中!

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