う〜ん…う〜ん…
すごいうなってるねぇ
新しい通知が来たんだけど、多すぎ&難しすぎるんだよ〜
これってどういう意味だろ?
ん?何でこうなるんだ~?
そんな君には、これを貸そう!
フリクションボールの赤色!
こすると消せるボールペン?
こんなのでどうするの?
一瞬で理解できる道具出してよ~!
ぼくはドラえもんじゃないのよ…
資料を読むのに時間がかかるのには、ありがちなパターンがあって、
行政の制度は学問レベルに難しい&単語が覚えにくい→読んだ内容が頭に入らない→何回も同じ情報を探す→何回も読み直す
っていうこと!
ふ~ん?
そんなものかなぁ…
そうそう!
たとえば、この「インボイス制度の手引き」!
令和5年 10 月1日から、複数税率に対応した仕入税額控除の方式として、「適格請求書等保存方式」(インボイス制度)が開始されます。
国税庁 適格請求書等保存方式(インボイス制度)の手引き
適格請求書等保存方式においては、買手は、仕入税額控除の要件として、原則、適格請求書発行
事業者(インボイス発行事業者)から交付を受けた適格請求書(インボイス)等の保存が必要になります。
さっぱり分かんないよ…ぐー
たった数行でも、1から勉強する人からしたら、
「複数税率とは?」「仕入れ税額控除とは?」「適格請求書発行事業者って誰?」って思うよね
ちなみにこれ、約50ページ分あるから!
ひー!50ページ?!
もうちょっと掘り下げると…
公務員の資料が難しいのは
①制度が学問レベルに難しい
②単語が長い・覚えにくい
さらに
③教科書みたいに分かりやすくない
④インボイス(適格請求書)みたいにダブルネームが多い
しかも
⑤授業みたいに集中して学べない(マルチタスク、話しかけられる、来客がある、電話が入る…etc)
⑥新しい情報は、教えてくれる先生がいない
⑦時間がない
つらい
そこで役に立つのが消せるボールペン!
こうやって…資料に書き込みをするのさ
今回の仕事術は、難しい資料を効率よく読むための消せるボールペン活用術です。
公務員が読むことを強いられる資料は、難しいことが多いです。
それは、この7つの理由があるから。
①制度が学問レベルに難しい
②単語が長い・覚えにくい
③難しいのに教科書みたいに分かりやすくない
④インボイス(適格請求書)みたいなダブルネームが多い
⑤授業みたいに集中して学べない(マルチタスク、話しかけられる、来客がある、電話が入る…etc)
⑥新しい情報は、教えてくれる先生がいない
⑦時間がない
すると…
学問レベルに難しい&単語が覚えにくい→読んだ内容が頭に入らない→何回も同じ情報を探す→何回も読み直す(途中邪魔が入る&誰も教えてくれない&時間なくて、さらに悪化)
という負のループにおちいりがちになります。
この負のループ対策に役立つのが、消せるボールペン【赤】。
消せるボールペン【赤】で、資料に書き込んで学習を進めると、4つの効果が得られます。
①主体的な学習になり、習得スピードが格段にあがる。
②難しい単語・文章のそばに、解説・図解を書くと、何回も他のページと行ったり来たりがなくなる。
③邪魔が入り、中断しても、書き込み(考えた足あと)が残っているから、読み込み作業に戻りやすい。
④読み込みながら、やることリスト・わからないことリストが作成できる。
この記事では、消せるボールペンで効率的に読み込みを進める効果・使い方・理由を解説していきます。
(元)公務員ハリネズミ
アパレル→IT企業→厚生労働省労働局→市役所職員業務改善コンサルタント
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公務員の資料が難しいのはなぜ?
通知・手引き・要領…
公務員の資料って難しいよね
改めて難しい理由はこんな感じ!
①制度が学問レベルに難しい
②単語が長い・覚えにくい
③難しいのに教科書みたいに分かりやすくない
④インボイス(適格請求書)みたいなダブルネームが多い
⑤授業みたいに集中して学べない(マルチタスク、話しかけられる、来客がある、電話が入る…etc)
⑥新しい情報は、教えてくれる先生がいない
⑦時間がない
さらに、この理由が負の連鎖を起こすよ…!
学問レベルに難しい&単語が覚えにくい→読んだ内容が頭に入らない→何回も同じ情報を探す→何回も読み直す(途中邪魔が入る&誰も教えてくれない&時間なくて、さらに悪化)
わかるなぁ
でもね、逆にこの負の連鎖にアプローチできれば、効率化できるってことさ!
資料に直接書き込む効果とポイント
こんな風に書き込むんだ!
ふーむ…
なにかポイントはあるの?
5つのポイントがあるよ!
書き込むときの5つのポイント
①読むだけでなく書き込む
②意味が分からなかった単語の横に、説明を書く
③難しい文章・概念の横に、図解を書く
④やるべきことが見つかったら、すぐ「やることリスト」へ
⑤解決できない疑問ができたら、すぐ「わからないことリスト」へ
くわしく説明していくよ!
ポイント①読むだけでなく書き込む
読むだけですと、自らの頭で考えない受動的な学習になってしまい、学習効率が減少します。
一方で、資料に書き込むのは、
・資料を要約する作業が、主体的に考える学習(⇔受動的な学習)になり、記憶に残りやすい。
・書き込み作業に時間がかからない。
・資料の情報と書き込んだ自らの思考が脳内で紐づき、資料の内容が思い出しやすくなる。
「主体的に考える」っていうのは、よく昔から「書くと覚えられる」って言われるよね?
あれと同じで、読んでいるだけの受動的な学習じゃ、覚えられず、読む時間の分だけムダってこと!
とはいえ、書くのにも時間がかかるし、ボーっと書いていても結局覚えられないから、書き込みで充分なんだ!
あと、隣り合った情報(資料の情報&書き込み)は、脳内で芋づる式に引っ張り出しやすくなるよ。
たとえば、
「魚を40種類言う」と
「都道府県を40種類言う」はどっちが簡単かな?
都道府県は、無意識に北海道から沖縄まで、順番に思い出そうとして全部言えるんじゃないかな?
こういう知識同士がつながっている情報は、脳の構造上、思い出しやすいんだ!
受験勉強などでも、書き込みは効果的だと言われており、学研のサイトなどで紹介されています。
参考書は知識をインプットするためのツールですが、上手に書き込みをすることで学習内容のインプットの効率を高める効果を期待できます。
出典:学研 Gakken ON AIR
また、内容を自分なりの解釈で補てんして書き込みをすることで、参考書からインプットした内容をアウトプットすることにつながり、理解度の向上に効果が期待できます。
ポイント②意味が分からなかった単語の横に、説明を書く
難しい資料には、難しい文章が、
難しい文章には、難しい単語が含まれていることが多くあります。
そういう場合には、からまった紐の結び目を1つ1つほどくように、難しい単語を簡単なものに置き換えていくことが良いでしょう。
そのために、意味が分からなかった単語の横に、説明を書きます。
特に、意味を忘れそうな単語の横に。
そうすることで、
・難しい文章が読みやすくなる。
・単語の意味を忘れても、また調べる必要がなくなる。
ポイント③難しい文章・概念の横に、図解を書く
難しい文章・概念は図にしよう!
図にすると理解しやすい!
理解しやすいから、脳にも刻み込まれやすいよ!
ポイント①を踏まえて、図も資料に書き込もう!
ポイント④やるべきことが見つかったら、すぐ「やることリスト」へ
読み込んでいるときに、こんなことはありませんか?
えっ、これやらないといけないの?
あの人に相談しないと!
あれの準備しないと!
いつまでにやればいいんだ?!
途中で不安がよぎると、中途半端に脱線しがちです。
しかし、不安を放置しても、漏らしたり、スッキリせず気もそぞろになります。
そこで、やらないといけないことは「やることリスト」にまとめるのです。
漏れ防止になることはもちろん、「やることを洗い出していこう」という目的意識が生まれて、主体的に学習する効果がもっと高まります。
ポイント⑤解決できない疑問ができたら、「わからないことリスト」に書き写す
難しい資料を読んでいると、どう考えても、どう調べても分からないことがあります。
わかんないよ~
どうしよう、どうしよう~
と考えても分からないことにとらわれていては、いつまでたっても進めません。
そんなときは
・とりあえず読み進めることで、制度への理解を高める。
・一日置いて、また読んでみる(考えがまとまるかも)。
・あとで、くわしい人に聞いてみる。
がいいでしょう。
そのためにも、解決できない疑問は「わからないことリスト」にまとめるのです。
リストにまとめておけば、「いったん忘れていいや!」という気持ちにもなりやすいでしょう。
これもまた、後で調べることの漏れ防止になることはもちろん、「わからないことを洗い出そう」という目的意識が生まれ、主体的に学習する効果がより高まります。
「わからないことがわかって良かった!」って考えられれば、気持ちも前向きになるよ!
本当にこの使い方がいい?よくある質問を紹介
フリクションボールじゃなくて赤鉛筆じゃダメ?
赤鉛筆じゃダメ?
2つの利点があるよ!
・消しゴムに持ち替えなくていいから作業効率がいい
・ハッキリ見やすい
大前提として、書き込む中で、書き損じたら消したいところです。
なぜなら、書き損じが資料を見にくくしてしまうから。
その上で、消しゴムで消せる赤鉛筆をお持ちの方もいるかと思いますが、消しゴムを手元に置いておく必要があり、消しゴムに持ち替える時間がロスします。
一方で、消せるボールペンなら、紙とペンだけで完結。
どこでも、スキマ時間で資料の読み込みを始められるメリットもあります。
また、鉛筆の線より、インクの方が視認性が高いメリットもあります。
よって、赤鉛筆より消せるボールペンをオススメしています。
インクは多色の方がいい?
赤色だけじゃなくて、いろいろな色を使った方がいいんじゃない?
理由が無ければ、多色はいらないよ!
多色を使うと、情報に属性や重要度を表したりできると思います。
しかし、時間がない中で、色分けをしようとすることが、かえって時間をロスしたり、思考の雑音をもたらします。
よって、基本的にはインクは1色で充分です。
読み返したときに書き込みが目立つことから、赤色を特にオススメしています。
マーキングはしないの?
情報を追記するだけじゃなくって、蛍光ペンでマーキングした方がいいんじゃない?
実は、マーキングって逆効果と言われることが増えているんだ…
そうなの?なんで?
主体的な学習にならないから!
マーキングは、こう考える人が多いんじゃないかな?
「ここは大事だから、あとでまた読み返そう」ってね
それでは、実質ただの後回しで、何も進んでないことになるよ
大事なのは、今、自分の頭を使って、主体的に考えることさ!
ノートにまとめたら、もっといい?
なら、書き込みじゃなくて、まとめノートを作ったらどうかな?
勉強の基本だよね
ノートにまとめるのは、時間がかかりすぎるんだ
学校の勉強なら、応用力を磨くために必要だけど…
仕事においては、ノートにまとめるのも学習効率が高くありません。
なぜなら、
・書き写す作業、または見やすくすることに気を取られ、内容を自らの頭で考えない受動的な学習になるから。
・書き写す作業で、時間をロスするから。
あとで読みやすくするより、今、主体的に考えて、理解を進めることが大事なんだ
だから、きれいにまとめる必要はないんだ!
まとめ
公務員の資料が難しい理由
①制度が学問レベルに難しい
②単語が長い・覚えにくい
③難しいのに教科書みたいに分かりやすくない
④インボイス(適格請求書)みたいなダブルネームが多い
⑤授業みたいに集中して学べない(マルチタスク、話しかけられる、来客がある、電話が入る…etc)
⑥新しい情報は、教えてくれる先生がいない
⑦時間がない
すると
学問レベルに難しい&単語が覚えにくい→読んだ内容が頭に入らない→何回も同じ情報を探す→何回も読み直す(途中邪魔が入る&誰も教えてくれない&時間なくて、さらに悪化)
という負の連鎖に…
そこで使うのが消せるボールペン(フリクションボール)です。
効率よく学習するための5つのポイントと効果
①読むだけでなく書き込む→主体的に考えられるから学習速度UP&時間がかからない
②意味が分からなかった単語の横に、説明を書く→忘れても調べなくてよくなる
③難しい文章・概念の横に、図解を書く→覚えやすくなる
④やるべきことを見つけたら(思いついたら)、「やることリスト」に書き写す→漏れ防止かつ「やるべきことを洗い出す」という目的意識ができる。
⑤解決できない疑問ができたら、「わからないことリスト」に書き写す→漏れ防止かつ「わからないことを洗い出す」という目的意識ができる。
注意点
・多色は使わない→時間がかかる・負担が大きい
・蛍光ペンでマーキングしない→塗るだけなので主体性が生まれない
・ノートにまとめない→後から読む前提なので、主体性が下がる、かつ、書き写しで時間のロス
たかが資料に書き込むだけの話だけど、奥が深いんだね
そうさ!
でも、難しくないし、効果は大きいよ!
まずは、やってみてほしいな!
もっともっと仕事を楽に!
このブログでは、このような細かいけれど、誰でもできる仕事術・時短テクニックを紹介しています。
ちょっとずつでもハードルを消していけば、気がついたときにはあなたのハードルは同僚に比べて格段に減っていることでしょう。
ゴールまでの道のりをシンプルにすれば、疲れず、快適に、勢いよく、長く走り続けられます。
あなたがジョギング・短距離走・長距離走・散歩、どれをするつもりでも、余計なハードルがなくなり、平坦な道になれば、スイスイ走り抜けられて、気づいたらもうゴールに着いていた、なんてことが起きます。
そして、一日が終わったときに、脳のリソース(認知資源とも言われます)を使い果たして、「はぁ…疲れた」と言っているか、気持ちよく走り切って「帰ったら何しようかな~」と言っているか、あなたはどちらが良いですか?
そして、当サイトでは、心無いクレームや異動ガチャ、人手不足など、どうしても消し去れない嫌なハードルを除くために、この浮いた時間で転職活動をすることをオススメしています。
あなたの人生はあなたのものです。自分の人生、生きてみませんか?
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